マウントを取ってくる相手を黙らせる方法。

(旧)人間関係をうまくいかせるコツ

どうも、吉沢です。

ここ1週間ほど、親族の結婚式があったり、

ちょっと体調がすぐれなかったりと、

なかなか記事を更新できず間が空いてしまいました。

毎年そうなんですが、

5月は気持ちも体も、何かと弱ってしまう時期なんですよね。。。

まあ、例年のことなのでそれもわかっているので、

仕事も無理はしすぎず、適度に休養を入れることはしているんですけどね。

 

さて、今日のテーマは「マウント」対策です。

マウントを取ってくる人って、どういうわけかそこら中にいっぱいいますよね。

たとえば、飲みに行くたびに、決まって10年以上前の仕事の武勇伝を語ってくるおじさんとか、

芸能人とか有名な人が知り合いにいることをやたらとアピールしてくる「自称友達多いやつ」とか、

「私、モテるんです」アピールしてくる女とか。

正直、そういうタイプの人を相手するのって、疲れるじゃないですか。

かといって、あまり無下に扱いすぎて不機嫌になられても面倒だし、

結局は適度な距離感を保って付き合うのが一番なんですが、

今日はそんな「マウント取り」を上手に扱うにはどうしたらいいか、

ということについてお話ししていこうと思います。

こういった人が周りにいて、その人と付き合うことにストレスを感じていたり、

イライラしてしまうことが多かったりする場合は、一度読んでみてください。

それでは、いきましょう。

なぜ、マウントを取ってくるのか?

「マウント取り」対策についてお話しする前に、

そもそもこういうタイプの人間は、なぜマウントを取ってくるのか?

ということについてお伝えしておこうと思います。

それはズバリ、

あなたに「ライバル心」や「脅威」を持っているからです。

 

マウントというのは何かというと、

要は「自分は優れているんです」っていうアピールなわけじゃないですか。

そうやってアピールすることによって、

周りからの賞賛や尊敬を受けることで、

自己肯定感を高めたいがためにする行為なんですね。

そして、マウントというのは、

「自分の実力と近しいものを持っている」

もしくは「自分よりも少し上の実力がある」

と本人が感じている相手に対してでなければ、

取る意味がないんですよ。

 

マウント=「自慢」とも言えますので、

一度それに置き換えて考えてみてください。

仮に、あなたが今複数の男性からアプローチをかけられていて、

ちょっとしたモテ期がきているとしましょう。

それを誰かに自慢したくなったとして、どんな人に話したくなりますか?

たとえば、恋愛のれの字もわからない、5歳の女の子に話したいですか?

あるいは、偶然にも長澤まさみと仲が良かったとして、

彼女に対してそんな自慢ができると思いますか?

まあおそらく、やらないと思うんですよ。

それは、相手の次元があなたとは違うからです。

5歳の女の子にモテ自慢をして、

「すごーい!」って褒められたとしても、

うれしいかもしれないですが、自己肯定感は上がらないですよね。

長澤まさみにモテ自慢をしたとして、

「すごーい!」って言われたとしても、

「いやいや、あなたはもっともっといろんな人からアプローチされてるでしょ。」

って思って終わりじゃないですか。

じゃあ、同世代であなたと同じか、ちょっと上のレベルくらいでモテる友達がいたとして、

今のモテ期を自慢した時に、「すごーい!」って言われたらどうでしょう?

普通にうれしいですよね。笑

自己肯定感は爆上がりなわけです。

 

と、このように、「マウントを取る」という行為は、

「相手が自分と同じか少し上の次元にいる」という条件があって初めて効果が出るものですので、

そう考えると、あなたに対してマウントをとってくる相手というのは、

あなたのことを自分と同等か、あるいは少し上だと認識をしていることになります。

 

マウントを取らせないようにするには?

これまでのお話を踏まえた上で、

「マウント取り」を黙らせる方法についてお伝えします。

それは、

 

「マウントを取られた時に、相手を褒めたりヨイショしたりしない」ことです。

 

これ、僕も前まで結構やってたんですが、

マウントを取ってくる人の話をまともに聞くのは面倒だし、正直興味もないので、

「すごいねー」とか「さすがー」とか、

まあ相槌自体にやる気はないんですが、話を早く終わらせたくて、

「相手を上げるリアクション」を適当に取ってたんですね。

この対応がダメだった。

なぜなら、相手は僕を「ライバル」みたいに感じているからこそ、

「自分はお前よりすぐれているんだぞ!」

ということをアピールして、それを僕に認めさせたい。

だからマウントを取ってきていたわけで、

それを僕は、あろうことか相手が欲しい反応を図らずも与えてしまっていたんですよ。

 

仕事で上司に褒められた。
こんなお客さんの契約を取れた。

その実績をアピールしたくて、

かつての同僚が僕にそのことを自慢気に語ってきたことがありました。

当の僕は、彼の功績とか実力には全く興味はない。

仕事を早く終わらせたくて、話半分に

「えーすごいじゃん」
「よかったねー」

なんて反応を相槌がわりに繰り返していたので、

相手の自己肯定感はいつの間にか爆上がりです。

その自己肯定感欲しさに、彼は次から次へと僕にマウントを取ってくるようになる、

という負のループ状態が出来上がってしまったんですね。

あの時はほんと、めんどくさかったな。。。

 

そんなわけで、相手にマウントを取らせないようにするためには、

心を込めなかったとしても、褒めたりヨイショしたりはしないことです。

「興味ないわー」
「どうでもいいわー」
「それがどうしたの?」

という反応がベストですね。

と言っても、あからさまにこんな反応をして人間関係を悪くさせるのもあれなので、

「ふーん、そうなんだー」

くらいがちょうどいいかもしれませんね。

この反応を続けていくと、

「あれ、なんか全然効いてないぞ、、、」

となり、欲している自己肯定感を得られないということがわかれば、

もうあなたにマウントを取ることもなくなるわけです。

 

あとは、少し別の角度からのアプローチにはなりますが、

「相手の次元を大きく上回る実力をつける」

というのも有効です。

さっきの長澤まさみにモテ自慢をした場合のように、

自分よりもはるかに上の実力者に対しては、マウントを取るメリットがないわけですから、

仕事であれば、圧倒的な実績を出してさっさと上のポジションに行くとか、

恋愛であれば、イケメンの彼氏やパートナーを作って比較対象から外れるとか、

ポジティブな努力をすることもいいと思います。

結果的に、自分のためにもなりますしね。

 

やはり大切なのは「自己受容」です。

さて、いかがでしたでしょうか。

僕は「プライドが高い」ということ自体は悪くないと思うのですが、

「見栄っ張り」は何の価値もないと思っています。

それって要は、自分を大きく見せて周りからの賞賛や評価を欲している状態なわけですから、

「悪い自己肯定」

なんですよ。

マウントを取る人間というのは、

得てしてその小さい自分のプライドを守りたくてそういった行為をしているわけで、

それはつまり、

「できない自分」を受け入れることができていないんですね。

幸せになるための3ステップの1段階目がクリアできていない状態。

これではまだまだ「幸せ」になることはできません。

このブログを読んでくださっているということは、

あなたに限ってマウントを取るようなことはしていないと思いますが、

もし、ちょっとでも不安があったりした場合は、

「幸せになる方法」シリーズの記事も合わせて読んでみてください。

我ながら、とてもためになることが書かれてますよ。

それでは、今日はこの辺で。
またお会いしましょう。
バイバイ〜!

タイトルとURLをコピーしました