他人の評価を気にしなくても平気でいられるコツ。その④

(旧)「自分らしく」生きるために

どうも、吉沢です。

今日も、連日お話をしている「他人からの評価や見られ方を気にしないでいられる方法」についての続きです。

これ、僕もまだ勉強中だからこそなのかもわかりませんが、

突き詰めていくといくらでもシェアできるネタが出てくるんですよね。

それくらい、これまで自分は周りに対して気を遣いすぎていたんだなあと、

正直ちょっとびっくりしています。

僕の中では、自分は自由奔放に生きていて、人からどう思われようが構わない。

これまでも自分の意思に従って、自分がこうしたいと思う方の選択をしてきた。

という、根拠のない自信があったんですが、かの本、「嫌われる勇気」を読み始めてから、

いかに自分が、周りから評価されたい、嫌われたくない、と思っているか。

あるいは、いかに自分が、
周りから求められる(であろう)選択をしてきたか。

読めば読むほど、

僕はいつも「他人から求められる(であろう)生き方」を、自分の意志で選んで生きてきたんだなあと、

もはや忸怩(じくじ)たる思い、とも言えるような、後悔のような感情が出てきている気がしています。

とはいえもう過去には戻れないので、これから先の人生にこの学びを活かしながら、

引き続きストレスなく楽しい生き方を目指していきたいと思います。

なんか、政治家とか芸能人の決意表明みたいになってしまいましたね。笑

それでは、昨日の続きをお話ししていきましょう。

「自分の課題」についてだけを考える

昨日は僕の職場での実体験についてお話しをしました。

後輩が、僕の助言をスルーした、というお話です。

この1つの事実に対して、あなたならどう考えるでしょうか?

というところで終わっていましたね。

例えば、

「せっかくアドバイスしてやったのに、なんだその失礼なリアクションは!」

という反応をするかもしれない。

あるいは、

「あれ、何か言い方まずかったかな、、、嫌われちゃったのかもしれないな」

というふうに反応するかもしれませんね。

で、何の話をしていたのかわからなくなるといけないので、

改めてもう一度、記事のテーマに立ち戻りたいと思います。

今お話ししているテーマは、

「他人からの評価や見られ方を気にしない方法」

についてです。

そのために重要なポイントは、

あなたがどこまでをコントロールできて、どこからはコントロールできないのか、という線引きを明確にすること

ということをお伝えしていました。

あなたがコントロールできることは、
「自分の課題」。

あなたがコントロールできないことは、
「他者の課題」。

こういう分け方ができるんだよ、ということまでお話ししていましたね。

さて、本題はここからです。

ちょっと前置き長すぎたかな?笑
すみません。

 

他人からの評価や見られ方を気にしないためには、「自分の課題」にだけ目を向けましょう。

 

どういうことなのかをお話しする前に、

今回例に挙げた僕と後輩のやりとりにおいて、何が自分の課題で、何が他者の課題だったのかを見てみましょう。

まず、「自分の課題」は何だったか。

それは、

「後輩に対して助言をするかどうかの決断をすること」

これだけです。

今回のケースで、僕が自分でコントロールできたことは何だっただろうか?

と考えたとき、

僕は自分の勘が働いたわけですから、後輩に対して助言をすることは可能ですよね。

あとは、助言をするか、しないでおくか。

この選択権は僕の方にあったわけですから、

これを決断することが僕にとっての「自分の課題」だったということになります。

それに対して、「他者の課題」は何だったか。

今回のケースの場合だと、課題を持っていたのは後輩でした。

そして、その内容はというと、

「僕の助言に対してどう反応するか(どう行動するか)」

です。

どう反応するか、どう行動するかの最終的な選択権を持っているのは彼ですからね。

で、結果的に彼が選択した反応(行動)が、
「僕の助言はスルーする」という内容だった。

こういう構図になります。

 

ここで、一度あなたが後輩の立場だったら、と想像してみてください。

なぜ彼は、先輩からの助言をスルーしたと思いますか?

僕のことが嫌いだったから?
他にもっといい方法を思いついたから?
僕の態度が上から目線に感じたから?

いろんな可能性があると思います。

でも、可能性はいくらでも想像はできるけど、

何が本当の原因だったのか?
というのは、彼本人にしかわかりませんよね。

そうなんです。

いくら想像しても、僕たちには本当のことはわからないんですよ。

わからないし、彼の感情や行動をコントロールすることはできない。

そして、

彼が下した決断の責任を取るのもまた、彼自身なのです。

僕の助言をスルーしたことによって、商談が失敗するかもしれない。

逆に、スルーしたことによって、すごくいい結果を得られるかもしれない。

もしかしたら、先輩の助言をスルーしたことを、後になって上司から怒られるかもしれません。

そういった結果の部分も含めて、僕にはどうすることもできません。

であれば、繰り返しお伝えをしていますが、

どうにもできないことに対して、あれこれ考えるのはやめにした方が良いと思いませんか?

やるべきことは、「自分には何ができるのか」に向き合うだけ

さて、今回のことを改めて振り返ってみようと思いますが、結局僕が彼にしてあげられたことは、

「先輩として助言をすること」

だけだったわけですね。

そして、それをしないという選択をする権利はありました。

ここで一度、どっちの方が自分にとって後悔しない選択だったか、と考えてみたのですが、

やはり僕は、助言をすることの方が、その時の彼に対してしてあげられる最良の選択だったと思います。

その後、それによって彼がどんな感情を抱き、どう行動するか、その結果どうなるかについては、

僕にはどうすることもできません。

彼がどんな感情を抱くのか、

つまり、彼を怒らせることにならないか、
あるいは、彼に嫌われたりしないだろうか、

とか、どれだけ考えても結果は僕にはわからないし、そもそもコントロールすることはできないんですね。

なぜなら、それは「他者の課題」だからです。

しかし、「仕事をうまく進めるためにどうするべきか」については、

僕にも考えることはできるし、うまく進められるように取り計らうことはできるわけです。

どう動くのかを考えて決断することは、「自分の課題」だから。

 

こうやって、課題を分離してみることによって、自分が対応できる範囲が明確になりましたね。

それを踏まえて考えると、まあ結論は変わらないのですが、

自分の言動が他人からどう評価されるのか、どう思われるか。

がっかりさせたり、怒らせたり、嫌われたりしないだろうか。

なんてことは、考える必要はないんです。

というか、いくら考えたり不安になったりしても、何も解決しません。

だってそれは「他者の課題」、

すなわち自分でコントロールできる範囲の外のことだから。

要は、僕たちが真に考えるべきことは、

自分がどう行動するべきか?=「自分の課題」について、だけでいいということです。

 

自分がコントロールできる範囲のことを、後悔しないようにやりきることだけを考える。

そして、それが完遂できたら、

その後のこと、つまり自分がコントロールできないことについては、もう考えない。

これが習慣になれば、

あなたはもはや、上司からの評価や周りの人からの見られ方など気にならなくなります。

僕も今は訓練中で、まだまだ完ぺきではないですが、

これを意識する前と今とを比較すると、ストレスの感じ方が全然違います。

今回の例のことで言えば、結果として僕は後輩に助言をスルーされてしまったわけですが、

正直何とも思っていません。

僕は僕のミッションを完遂した。

自分の行動によってどんな結果になるのか、

その責任はすべて、後輩自身にあると思っていますので。

結果的にうまくいけば、「よかったね」と思うだろうし、

うまくいかなければ、「だから言ったでしょ」と思うだろうし、

いずれにしても、僕には何の影響もないわけですからね。

で、仮にそれでその後輩から僕が悪く言われたり、嫌われたりするようであれば、

彼とは縁が無かったんだな、と割り切ってしまえばいいだけのことだと思っています。

結果、僕はノンストレス。

 

いかがでしたでしょうか。

「自分の課題」と「他者の課題」は、分けて考える。

そして、
あなたが気にしなければならないことは、

「自分の課題」について、すなわちあなたが達成すべきミッションをクリアすることだけ、です。

ぜひ、参考にしてみてください。

それでは、またお会いしましょう。
バイバイ!

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