吉沢が「才能」にこだわる理由について。

気ままにエッセイ

どうもこんにちは、吉沢です。

今日は久しぶりに、「気ままにエッセイ」というカテゴリをつけています。

ゆるーく話す回なので、あまり役に立つ情報は入っていないかもしれません。

が、最近、もはやこのブログのメインテーマと化した「才能」について、

あなたが興味を持っているならば、

少しは参考になるかもしれません。

あるいは、特に興味がなくても、

僕がここ数ヶ月で何をしていたか、

なぜ、こんなに「才能」「個性」にこだわるのか、

そんなことをつらつらと書いていきますので、

いい暇つぶしにはなるでしょう。

なので、お風呂上がりのまったりタイムとか、

電車で移動中ですることがないとか、

そんな時間にでも読んでいただけたらと思います。

 

吉沢に訪れた、人生の転換期

まず、ここ2ヶ月ほどで起こった出来事と、僕の心境の変化について。

7月の中旬頃から、しばらくブログをお休みしていました。

以前の記事でもお伝えしていた通り、

あまりの業務過多によるストレスが原因で、体調を崩してしまい、

しばらく会社を休業していましたので。

詳細は、こちらの記事でお話ししています。

ちょっと長いですが、結構役に立つことも書いてますので、

気が向いたら読んでみてください。

 

休業していたと言っても、休み始めて1、2週間くらいで、体調自体はもう回復していたんですよ。

なので当初は、7月いっぱいは、ゆっくり休ませてもらった上で、そのまま復職する、

という予定だったんです。

ところが、そこに「待った」がかかりました。

直属の上席である課長、部長の、もっともっと上の偉いお方。

取締役のおじさんからお呼び出しがかかったんですね。

まあ、取締役の偉い人とは言え、

ずっと僕が所属していた事業部の役員をされている方なので、もちろん面識もありますし、

何なら何度も一緒に行きつけのスナックに連れて行ってもらっているし、

一緒にカラオケで歌ったりしているし。

心配して声をかけてくれたんだろうな、と思うのですが。

で、休んでる間にこっそり会社まで行って、その役員の部屋で面談が行われたわけです。

 

取締役
取締役

おう吉沢、元気そうじゃねえか。

吉沢
吉沢

どうも、ご迷惑をおかけしています。

 

さすがに、オフシャルな感じで同じ部屋に二人きり、というシチュエーションは初めてだったので、

ちょっと緊張しますよね。

 

取締役
取締役

‥で、どうなの?

 

せっかくサシでお話しするわけですし、状況が状況だっただけに忖度も不要だろうと思い、

休業に至るまでの経緯を洗いざらいお話ししてきました。

ざっくり言うと、

「そもそも思考がブラック組織だわ、誰もフォローしてくれないわ、上司は誰も使えないわ、あの部署はもうめちゃくちゃっすよ。」

って感じで。

吉沢
吉沢

‥という経緯です。
体調はもう大丈夫なので、8月には復帰できるかと。

 

取締役
取締役

お前、本当にそれで大丈夫なのか?

 

‥ん?大丈夫?

どういうこと?

 

吉沢
吉沢

‥それはどういう意味ですか?

取締役
取締役

それで戻ってきて、また体壊したりしねえか?って聞いてんだよ。

 

‥おいおい、これはもしかして、、、

会社辞めろってことか?

メンタルやられるやつはいらないってこと?

そうだとしたら、こっちだって黙ってないぞ。

 

吉沢
吉沢

大丈夫かどうかは、会社次第なんじゃないですか?
環境が原因なんだから、それが変わらないとそりゃ何も変わりませんよね。

 

我ながら、年齢もずっと上の、しかも組織のトップのお人に対して、こんな悪態ついてしまってすみませんって感じです。笑

 

吉沢
吉沢

〇〇部長とは8月に戻るってことで話してましたけど、戻ってくんなってことでしたら、もう辞めるしかないなって思いますが。

 

ちょっと大袈裟には書いてますが、役員のおじさんに対しておおむねこんなことを言い放ったわけです。

これでクビって言われるなら、それならそれで徹底的に噛みついてやるつもりでいましたし。

 

取締役
取締役

落ち着けよ、吉沢。
辞めろなんて一言も言ってねえだろ。
今の時代にそんなこと言ったらどうなるかくらいわかってるって。

吉沢
吉沢

じゃあ、どういう意味なんです?

取締役
取締役

今の環境にそのまま戻って大丈夫なのか、って聞いてんだよ。

吉沢
吉沢

今の環境、ですか‥?

取締役
取締役

そう、今の環境。
俺も聞いてはいるが、劣悪なわけだろ?
そこに戻るのが本当にお前にとって良い選択なのか?ってこと

取締役
取締役

平たく言やあ、部署異動しねえか?ってことだよ。

 

とまあ、オチとしてはこんな話の流れだったわけです。

正直、その時の僕には、その選択肢は思いつかなかったんですよね。

まあ、それだけ思考が偏ってたってことなんですが。

そこで初めて、そういう道もアリなのか、と思いましたと。

そして、取締役は続けます。

 

取締役
取締役

他意はねえから、言葉通り聞けよ。
俺はお前がまたこんなこと(休職のことね)になるのを見たくねえ。
仮にそうなってしまったとして、お前にも、会社にも、誰にとっても良いことがねえんだよ。
だからそうならないように、今から対策を取るべきだろ?

 

‥うん、至極まっとうな話だわ。

 

取締役
取締役

でよ、こんなこと言っちゃ悪いがな、お前一人が抜けたくらいで組織はグラつきやしねえんだわ。
だから、焦って戻ってくる必要はないし、今の部署に戻ってもらわんと困る、なんてことだってねえのさ。
だったらよ、お前は本当はどうしたいのか、どうなったら大丈夫なのか、ちゃんと考えて答え出して持ってきてほしいのよ。

この際、期限も区切らねえから。
しっかり考えて、もう大丈夫だ、ってなってから戻ってこい。
ちゃんと待っててやるからよ。

 

とまあ、こんなご提案をいただいたことで、当初の予定よりも休業期間を延ばすことになったんですよ。

感覚としては、ただでさえ今年は長い夏休みをもらった気分でいたのに、

さらにおまけでボーナスステージがついてきた、って感じですかね。

なのでぶっちゃけ、もう1ヶ月休みが延びるってなった時、

吉沢
吉沢

え、どうしよう。
もう遊び尽くしたし、やることもほとんどないんだけど‥(TT)

って感じだったんですよ。

もともと7月いっぱいは休める、ってなってたわけですからね。

こんな機会滅多にないんだから、死ぬ気で何して遊ぶか考えて実行するでしょ。笑

そんなこんなで、8月は何して過ごそうかなー、なんて軽い気持ちで最初はいたんですが、

そうは言っても、役員からの宿題にはちゃんと回答をしないといけないわけで。

それについては、もちろん真面目に考えましたよ。

一言で部署異動って言っても、

異動すればこれまでずっとがんばってきたことを手放すことになるわけだし、

環境は大きく変わります。

これまでのキャリアが全てリセットされて、

また一からやり直すかたちになる。

しかも、うちの会社の場合、部署ごとにやってる事業がまるで別物に近いので、

ぱっと見ただけでは、同じ会社内で立場が変わるってだけなんですが、

実際には、転職するのとほぼほぼ同じようなもんなんですよ。

そして、これは何か直接言われたわけではないですが、

休職したことによって部署異動するということは、

経営層から見れば、ネガティブなイメージしかないと思うわけです。

それが何を意味するか。

この会社で「出世する」という選択肢がなくなる、ということです。

別に、そういうふうに言われたわけではないですよ。

でもまあ、大概はそう思っちゃうじゃないですか。

正直、悩みました。

ブログの記事で、

「出世なんかよりストレスフリーで自由な生活を求めよう!」

とか書いときながら、ね。泣

やっぱり、これまでやってきた実績とか、積み上げてきたキャリアを捨てる覚悟っていうのは、

そう簡単にはできなかったですね。

とはいえ、あの劣悪な環境に再び戻ったとして、

「今度こそは大丈夫」と言える自信はまったくなかったですし。

どっちを選ぶのが正解なのか、自分にとって良い選択になるのか。

まさに、人生の分かれ道とも言える、分岐点がきたように感じていました。

そんなモヤモヤした気分のときに出会ったのが、こちらの動画。

 

何のために働くのか?

働く意味・何のために働くのか?が一撃でわかる10の質問

 

少し長めの動画ですが、もし興味があれば見てみてください。

「お金のために働く」。

僕の思考は、まさにこれに陥っていました。

もちろん、それが完全に悪いわけではありません。

お金がなければ生活はできませんから。

ですが、「働く目的」を「お金」にしてしまうと、

そのためにいろんな我慢をしなければなりません。

やりたくもない残業を請け負ったり、別に尊敬もしていない上司や先輩に気に入られるために忖度したり。

そして、「お金」すなわち「給料」が目的になるということは、

「査定」にこだわった選択、判断をすることにつながります。

その査定は、自分ではなく他人によって決められるわけで、

自分が納得のいく査定が出される保証は、どこにもないんですよね。

これでは、毎日が楽しくならない。

お給料や出世を意識するということは、

僕が目指す「ノンストレスで楽しい生き方」とは、真逆の方向に進むことを意味していました。

そんな生き方をしたいとは、僕には思えませんでした。

そういう意味では、ようやく目が覚めたと言ってもいいかもしれません。

現に、一生懸命頑張って成果を出したところで、

会社は僕が望むお給料やポジションを与えてくれませんでしたし。

そんな組織のために働くことが、自分にとって本当に意義があるとは、

もうすでに思えなくなっていました。

 

であれば、今一度、自分らしく、楽しく、ストレスフリーに生きる方法を模索したい。

 

そう思った時、

「休職期間が延びたことには、もしかしたら何か意味があるんじゃないか?」

とも思えたんですよね。

なので僕は、「自分らしさ」という軸で、この先の選択を考えることにしました。

結果は、ご推察の通り。

部署異動を受け入れてもらい、今月から、新たなステージで、一からやり直すことにしました。

幸いにも、新しい部署の人たちはみんな良い人ばかりで、

あたたかく迎え入れてくれたので、本当にありがたかったです。

やりたくもない残業や忖度を強制されることも、今のところなさそうな感じ。

もちろん、異動したからには、組織に貢献をしなければなりませんので、

仕事はサボらずに、真面目にやってますよ。

そして、僕の中では大きな心境の変化がありました。

 

もう、出世とか昇進とかにはこだわらないようにしよう。

 

今は、その思いを心に留めています。

仕事をテキトーにこなす、というわけではありません。

組織への貢献は、もちろんしていきます。

が、それは昇給や昇格のためではない。

「自分の能力を活かすため」です。

もっと言うならば、自分の「得意なこと」=「才能」を活かすため、ですね。

 

才能を活かす=「人生が充実する」ということ

自分の得意なことをやってる時って、

それだけで満足感とか充実感を得られるじゃないですか。

例えば僕なんかだと、前にも言いましたが、

「自分の好きなことについて、言葉を使って表現する」ということが得意です。

だから、ブログ記事を書いているときはとても楽しいし、充実しています。

こういった「得意なこと」は、誰もが持っているものだし、

それは別に1つに限ったことではありません。

仕事で活かせる「得意なこと」があるのなら、

それを業務の中で活かすことができれば、それだけで仕事が楽しくなります。

しかも、この「才能」っていうのはおもしろいもので、

伸ばそうと思えば思うほど、どんどん進化していくんですよ。

詳しくはこの記事の中でもお話ししているので、また見ていただければ。

得意なことは、ただそれをやっているだけでも、楽しく感じられます。

なので、努力を努力と思わずして、能力を伸ばすことができるわけです。

いや、というか、

「いつの間にか勝手に進化している」

という方が正しいかもしれません。

そして、その進化した能力は、周りの人のさらなる助けになるので、

仕事の質がさらに上がります。

ただ、そうすると、よりレベルの高い仕事を要求されるようにはなるので、

普通なら、本人にかかるプレッシャーやストレスも、比例して上がっていきますよね。

ところが、それが「得意なこと」であった場合、

本人は自分が楽しいと思うことを楽しんでやっているだけに過ぎないので、

プレッシャーとかストレスとかとは、実は無縁です。

その結果、周りの人からすれば、

「なんでこんなことできるの?」

と思われるようなことを、

平気でやってのけます。

そうなれば、これも結果的に、という話にはなるものの、

仕事における評価が高まって、お給料やポジションが上がっていくことに、自然とつながるんですよね。

 

本人は、それが楽しくてやっているだけ。

その結果、自然と周りの人に貢献をしている。

意識もしていないのに、勝手にwin-winの関係が生まれているわけです。

僕はこれを目指したい。

仕事において、僕は僕の得意なことをやって、楽しく過ごす。

それが自然と、周りの人への貢献につながる。

そして、みんながみんな、自分の「得意なこと」を理解していれば、

自分がどんなことで周りに貢献できるか、がわかるわけじゃないですか。

そうなれば、

「この業務はAさんが得意だから、ちょっとお願いしよう。

その代わり、僕は別の業務を引き取ろう」

みたいなジョブトレードが自然とできるようになって、

チーム力がどんどん向上していく。

こういう組織を作りたいな、と思うわけです。

 

さて、長々と書いてしまったので、まとまりのない記事になってしまいました。

まあ、気ままにエッセイなので、そこは大目に見てやってください。

何が言いたかったかと言うと、一言でまとめてしまうならば、

「才能に目覚めましょう」

ってことです。

あなたの「得意なこと」を活かす方法を見つけるんです。

そうすれば、仕事が楽しくなるし、それで周りのみんなに貢献もできる。

その結果、お給料も評価も、自然と上がっていく。

そうなれば、毎日が充実して楽しくなります。

僕が「才能」という分野に熱中していて、そこにこだわっているのは、

今日お話ししたようなことがあるからです。

僕はるろうに剣心の大ファンで、

その中でも斎藤一が最推しなのですが、

作中で彼の強さが次のように説明されています。

 

実戦の殺し合いにおいて 同じ敵に二度巡り合うことは極端に少ない

そのため 相手を確実に仕留める一撃さえもてば それ以外の小技は全く無用となる

己の得意技を徹底的に磨きあげ 絶対の必殺技にまで昇華させる

新撰組の真の強さは集団戦法ではなく 実はここにあった

るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー より

 

斎藤一の強さというか、正確には新撰組の強さについてなのですが、そこは置いておいて。

というか、新しいるろ剣のアニメもおもしろいですね。

声優さんが一新されて、最初の方は

「剣心の声は涼風真世さんじゃないと、なんだかなあ‥」

って思ってたんですが、もう耳が慣れました。

普通に良い感じです。

ただ、斎藤一は鈴置さんのイメージが強すぎるのと、

自分の中で推しレベルが格段に高いので、そこが許容できるかどうか‥

 

脱線しました。笑

「才能」にこだわり、それを磨くことの重要性は、

新撰組の強さの所以からも、確かなのではないでしょうか。

殺し合いではなくとも、仕事の中で「これ!」という能力が1つでもあれば、

それを他の人が真似できないレベルまで昇華させることで、

あなたにしかできない仕事が作れるはずです。

僕は「牙突」のような一撃必殺技に相当する、「強み」を身につけたい。

だから「才能」にこだわっています。

そして、僕の才能の1つである、

「言葉を使って表現する」

を活かすために、こうやってブログを書いています。

それも、「才能」そのものをテーマにして。

改めて、このブログがあなたの役に立っていれば幸いです。

長文読んでいただき、感謝します。

 

それでは、今日はこの辺で。
またお会いしましょう。
バイバイ〜!

 

追伸:

手っ取り早く「才能」を見つけたい方は、こちらも読んでみてください。

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気ままにエッセイ
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