才能の「正しい定義」とは?

【自己理解】あなたの才能を見つけよう

こんにちは、吉沢です。

今日も才能に関する話を続けていきます。

昨日の記事では、「才能」とは何か、という概要をお話ししました。

辞書によると、才能とは

「物事を巧みになしうる生まれつきの能力」

とのこと。

もっと簡単に言うならば、

「得意なこと」

が「才能」ということです。

つまりあなたに何か得意とすることがあれば、それは才能と言えますので、

あなたにも、何かしらの才能があるということになります。

そして、それは必ずしも誰かと比べて優れている必要はない、

というお話でした。

今日はこの才能の「定義」について、もう少し詳しくお話をしようと思います。

テーマは、「才能の正しい定義」について。

「才能」とは一体何なのか?

その正体とは?

この後の読み進めていただければ、

あなたはすべてを理解することができ、

あなた自身の才能を発掘するための第一歩が踏み出せるようになります。

それでは、早速いきましょう。

 

「才能」=「人並外れた能力」なのか?

昨日の記事では、「才能のある人」の例として、

大谷翔平くんとMISIAさんを紹介しました。

この二人の他にも、

才能に恵まれ、それを発揮し、活躍するスーパースターが各方面にゴロゴロいます。

彼らは言うまでもなく、「才能がある人」ですね。

では、なぜ一般的にもそう言えるのか?

それは、誰もが認める「実績」「結果」があるからです。

こう言うと、才能=「人並外れた能力」というような解釈をしてしまいがちですが、

 

今日限り、この考え方はやめてください。

これは正しい定義ではありません。

 

仮に才能の定義を「人並外れた能力」とするとしましょう。

そうした場合、「人並外れた」能力、って、どういうものになりますか?

「人並」から「外れている」。

つまりこれって、「並の人」という比較対象があって、それと比べて抜きん出ていること、

を指すことになるわけじゃないですか。

こうやって、「誰かと比べて」自分の能力がどうか、と考えてしまうから、

「私には才能がない」

とほとんどの人が思い込んでしまうわけです。

昨日もお伝えしたように、

プロ野球選手以外の普通の人の中にも、野球が上手い人はいっぱいいるし、

歌手じゃなくても、歌を上手に歌える人はたくさんいます。

しかし、ちょっと想像してみてほしいんですよ。

 

その彼ら全員が、

その道のプロになれるほどの人並外れた高い能力を持っているでしょうか?

 

必ずしもそうではないですよね。

あくまで、野球だったり歌だったり、まあ何でもいいんですが、

その行動が「得意」だから、上手にできるだけなんです。

で、そういった何らかの行動を上手にできる人を見た時、

「お、この人センスあるな」

「この人、〇〇の才能あるかも」

って、あなたも自然と思うことってありますよね。

くどいようですが、「才能」というものを理解する中でとても重要な考え方になりますので、

繰り返しお伝えしています。

「才能」とは、「誰かと比べて優れているもの」ではありません。

「あなたが得意とすること」を「才能」と言います。

この前提を理解していただいた上で、

「才能」の正しい定義を理解しましょう。

 

才能の「正しい定義」とは?

それは、

「つい、やってしまう行動」

です。

今日以降、「才能って何?」と聞かれることがあったら、

食い気味に「つい、やってしまう行動です」と条件反射で答えられるようになるくらい、

頭に叩き込んでください。

そもそも、能力どうこうじゃないんですよ。

あなたが「自然と、無意識にやってしまう行動」には、

すべてあなたの才能が隠れています。

 

と言っても、これだけではちょっとイメージがしにくいかもしれませんので、

「つい、やってしまう行動」がどんなものなのか、

具体的に理解してもらおうと思います。

紙とペンを持ってみてください。

紙はコピー用紙でも何かのチラシの裏でもいいし、

ペンはボールペンでもシャーペンでもかまいません。

用意ができたら、紙に自分の名前を書いてみてください。

 

 

一点、注意です。

これ、読むだけじゃなくて実際にやってくださいね。

紙にあなたの名前を書くだけ。

3秒あれば誰でもできます。

いいですか?

 

 

 

書けました?

サボってないですよね?

‥ちょっとしつこいか。笑

 

 

 

はい、では書いていただいたということで、進めていきます。

さて、名前を書いた時、

あなたはどっちの手を使いましたか?

おそらく、あなたの利き手を使って書いたはずです。

で、ここから超重要なポイント。

 

「よし、名前を書くのに利き手を使うぞ!」

って考えたりしました?

 

‥当然、そんなこと思った人は一人もいないでしょう。

そもそも、

「どっちの手で書こうかな‥」

なんて考えもしなかったでしょ?

つまり、字を書こうとした時、

あなたは何も考えず、無意識のうちに利き手を使っていた、

ということになりますね。

これこそが、「つい、やってしまう行動」です。

もはや、何も考えることなく、自然とやっている行動。

これが、才能の正体です。

つまり、どういうことか?

 

あなたの才能が発揮されている時、

その時は、あなたにとっては考えるまでもなく、当たり前のようにその行動ができてしまっている。

だから、それが才能だということに気づかないんですよ。

 

字を書くときに、何も考えないで自然と利き手を使っているのと同じです。

あなたの才能は、いつも無意識のうちに発揮されているんです。

だからこそ、意識して見つけようとしなければ、見つからない。

それが「才能」というものの特性なんですね。

 

いかがだったでしょうか。

才能=「つい、やってしまう行動」。

この正しい定義を、しっかりと覚えておいていただきたい。

そして、それはあなたにとってはあまりにも当たり前すぎて、

考えるまでもなく無意識のうちに自然とできてしまっている。

だからこそ、注意して見つけてあげなければ、気づくことができないわけです。

 

ということは、ですよ?

逆に言うと、あなたは「才能の塊」なわけですよ。

 

ただ、気づいていないだけ。

これに気づいて、一つ一つ発掘していってあげれば、

あなたは才能を意識的に活用することができるようになります。

そして、仮にですよ、

その才能を仕事に向けて狙って発揮することができたとしたら、

仕事におけるあなたの能力も、桁違いに跳ね上がります。

こう考えたら、めっちゃワクワクしませんか?

もちろん、まだ定義の話しかしていないわけで、

これから順を追って、具体的な才能の見つけ方についてもお話しをしていきます。

あなたの才能には、いったいどんなものがあるんでしょう?

それがわかる日が、とても楽しみですね。

 

それでは、今日はこの辺で。
またお会いしましょう。
バイバイ〜!

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