どうも、吉沢です。
今日からまた、1週間が始まりましたね。
休みの日の翌朝って、特に起きるのが辛くありませんか?
僕は土日が休みの時は、
1日はアクティブに過ごして、もう1日はメンテナンスを含めてゆっくりしたい派なんですが、
金曜日にはつい夜更かししてしまったり、休みの日は昼までゴロゴロしたりしがちなので、
そのギャップのせいか月曜日の朝はすこぶる寝起きが悪いし、調子も上がりにくいです。。。
あなたも聞いたことがあるかとは思いますが、
睡眠の質の良し悪しは、体と心の健康に直結するんですね。
一番わかりやすいのは睡眠不足で、
睡眠が足りないということは、脳が十分に休めていないということですから、
集中力や注意力が下がってしまいます。
それが原因で仕事が捗らなかったり、凡ミスを連発したりしてしまうと、
必要以上に時間がかかってしまうし、ともすれば上司や取引先から怒られるかもしれないし、
そうなるとあなた自身もストレスが溜まるだろうし、何もいいことがありません。
なので、
「早寝早起きをして、十分な睡眠時間を確保しましょう」
ということが一般的にも言われるんですが、
実はこの「早寝早起き」というのは、必ずしも誰にとっても良いものではないんです。
「成功者には早起きが多い」というのはよく言われるし、
「早起きは三文の徳」みたいなことわざもあるくらいですから、
「早い時間に起きること」=良いこと、
とされることが多いように思われるのですが、
実は人には「生活リズムのタイプ」みたいなものが存在します。
いわゆる「朝型」か「夜型」か、というやつですね。
で、これなんですが、
朝型と夜型のどっちかに分けられる、みたいな単純な話ではなく、
「個人の体内時計の特性」
として、一人ひとりに特徴や傾向があるんですよ。
ですので、たとえば「寝起きを良くしよう」と思った時には、
単純に早寝早起きを心がける、という意識の問題ではなく、
あなたの体内時計の特性を理解した上で、
それに合わせた対策を取る必要があるわけです。
ということで、
今回はあなたの体内時計がどんな特性を持っているのかを知る方法と、
それを踏まえて1日を元気に過ごすための方法などについて紹介していきます。
あなたのクロノタイプは何型か?
「昼型」「夜型」などに代表される生活リズムは、
「クロノタイプ」と呼ばれ、個人ごとに傾向が異なります。
具体的には、
自然に寝つきやすいのは何時頃になるか?というように、
「睡眠を取るタイミング」によって決まってくるのですが、
以下のサイトでいくつかの質問に答えることで、
あなたのクロノタイプを無料で知ることができます。
大体10分か15分あればできますので、
ぜひやってみてください。
ちなみにこれ、見ていただければすぐにわかると思いますが、
国立の精神医療研究センターが運営しているサイトですし、
ミュンヘンクロノタイプ自体、世界基準で認められているものです。
進めていくと、最後にメールアドレスの入力を求められ、
詳細な結果を知るためには提供が必要になるのですが、
あくまで研究結果のために使われるもので、
アドレスが悪用されたり、変なメールが届くようのなったりはしませんので、
安心して使ってくださいね。
ちなみに僕の結果は「やや夜型」で、
自然に寝つきやすい時間帯は午前2:00前後のようです。
この結果を見るに、
僕の場合は無理なく自然に目が覚める時間帯は8:00頃のようですが、
平日は9:00に仕事が始まりますし、
このブログも朝の仕事前に書くことがほとんどで、
その時間を確保するために逆算して、
平日はだいたい6:30頃に起きるようにしているんですね。
これ、最近はある程度慣れはしましたが、
最初の方は起きるのがまあ、キツかったんですよ。
特に冬場の寒い時期はベッドから抜け出すのに苦労しましたね。
で、ここで考えてみてほしいんですけど、
平日毎日6:30に起きるって、それなりに早起きじゃないですか。
じゃあ、それで僕の日々のパフォーマンスは上がったのかというと、
正直、全然変わりませんでした。。。
いや、むしろ朝早いのは昔から苦手なので、
何なら日中のパフォーマンスは下がってるんじゃないかと思うくらいです。
それもそのはず、この結果をみてください。
僕の今の生活リズムだと、1日あたり30分以上、睡眠不足になっているとのこと。
そりゃ仕事中もぼーっとしちゃうことが増えるわけです。
このように、というか僕の場合は典型的な例ですが、
本来自分が自然と寝つきやすい時間ではない時間帯に就寝し、
本来は自然と目が覚めやすい時間ではない時間帯に起きることを習慣にした場合、
もう少し言えば、どっちかというと夜型の人が朝早く起きることを無理に習慣にした場合、
元気に過ごせるようになるどころか、かえってパフォーマンスは落ちてしまうんです。
なぜなら、
このクロノタイプ=体内時計の特性は「遺伝」の影響が大きく、
努力でどうにかなるものではないからです。
「早起きの人は勤勉」
「朝遅くまで寝ている人間は怠け者」
よくこんな話を聞いた気がしますが、
こんなものはただの決めつけです。
朝型の人の場合は、
パフォーマンスを最大限に発揮できる時間帯が朝早くにくるわけですから、
そりゃ「早起きは三文の徳」と思うでしょう。
しかし、そうでない人の場合、
どちらかというと夜型の人の場合は、
朝型の人と同じリズムを強要されても、
そもそも最大限にパフォーマンスを発揮できる状態ではないわけで、
思うようにいかなくて当然なんですよ。
実際にアメリカやイギリスの学校で、
始業時間を1時間遅らせる実験をした学校がいくつかあったのですが、
なんとそれらのうちのどの学校の生徒もが、目に見えて学力が上がった、
なんていうデータが取れたくらいです。
この結果から、
本来パフォーマンスを最大限に発揮できるものとは異なる生活リズムを強要されている人がいかに多いか、
ということがわかったわけですが、
それはつまり、
絶対的に起床するのがいいとされる時間帯などは、そもそも存在しえないということ。
すなわち、必ずしも単に「早起きは良いことだ」ということにはならない、
ということが証明されたわけですね。
そうすると、
一般的な就業時間とされる9:00〜17:00が定時の生活リズムの中で、
全体のうちのどれくらいの人が元気よく、最大限のパフォーマンスを発揮できているのか。
フレックスタイム制とか時差出勤制とか、
まだまだ採用されている企業は少ないようですが、
これからの時代に必要な働き方になってくるんじゃないかな、
なんてことも思ったりします。
何にせよ、パフォーマンスを最大限発揮できる生活リズム、
つまりは1日を元気よく過ごせる生活リズムは、人によって異なります。
だからこそ、自分にとって最適な生活リズムがどんなものなのかを知り、
それに基づいて1日のスケジュールを組むことで、
あなたは元気で、満足のいく生活ができるようになります。
とはいえ、1日のうちでパワーに溢れているのは間違いなく起きてすぐの朝のうちなわけだし、
脳が冴えている時の方が、文章を考えたり書いたりするのは捗りますので、
そういう意味で、自分にとって必要な時間を有益に、効率よく使うという意味で、
僕は早い時間帯に起きる習慣をつけること自体は、自分のためになると思っています。
会社員である以上、就業規則には従わないといけませんしね。
そうなった時に厄介なのが、
「睡眠不足」と「寝起きの悪さ」ですね。
今日は少し長くなってしまったので、
次回、自分の理想の生活リズムと合わないスケジュールで1日を過ごさなければならない場合の、
睡眠不足と寝起きの悪さを改善する方法を紹介したいと思います。
それでは、今日はこの辺で。
またお会いしましょう。
バイバイ!