どうも、吉沢です。
さて今日から、「幸せになるための方法」について、僕が学んだことを順次シェアしていきます。
僕のバイブルとなった著書「嫌われる勇気」の中には、
「世界はどこまでもシンプルであり、人は今日からでも幸せになれる。」
という言葉が登場します。
その言葉の通り、本の中では「幸せになる方法」に関しても、
「他者に貢献すること」
という、とてもシンプルな結論が出されています。
他者への貢献が、自分の幸せにつながるんだ、ということですね。
これ、僕はしっくり腑に落ちるまでかなり時間がかかりましたし、
ただ一言、「他の人に貢献したら幸せになれるよ!」と言われたところで、
「ああ、そうか!なるほど!」となる人なんてまあいないでしょう。
なのでまずは、
なぜ「他者への貢献」が「自分の幸せ」になるのか?
ということについて、少しずつ解説していきたいと思います。
「幸せになるための3大キーワード」とは?
繰り返しますが、人が幸せになるための具体的な方法は、「他者に貢献すること」です。
そして、僕たちが「心から他者に貢献できるようになる」ために必要なことが、3つあります。
それは、
① 自己受容
② 他者信頼
③ 他者貢献
です。
これらは「幸せになるために必要な3大キーワード」と言っても過言ではありません。
あなたがこの3つについて正しく理解し、行動を変えることができれば、
あなたは幸せになることができます。
では、それぞれのキーワードが意味することと、なぜ重要なのかということについてお話していきましょう。
幸せになる3ステップ① ありのままの自分を受け入れる
この記事では、本を読んだ上で僕が僕の解釈でお話ししているので、
実際に著書に書かれていることとは、言い回しや表現は少し違うかもしれません。
それでも本質は変わらないと思っていて、その上でお伝えするのですが、
さっきの「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」をそれぞれ順番にクリアしていくこと、
つまりは順番に自分のモノにしていくことによって、幸せになることができるんですね。
なので、僕はこれを
「幸せになる3ステップ」
として理解することにしました。
ここからはそれぞれのステップについて、すなわち先ほど挙げた3大キーワードについて、
これらが持つ意味と、なぜ重要なのかということについて解説していきます。
まずは1つめ、「自己受容」について。
これは読んで字のごとく、「自分自身を受け入れる」という意味です。
受け入れるというのは、すなわち
「ありのままの自分を許容する」
ということ。
ところで、あなたはあなた自身のことが好きでしょうか?
自分の性格を思い返してみてください。
よく就活の頃とか、僕の時代は人事からの質問の中でよく聞かれていましたが、
「あなたを一言で表すと、どんな人間ですか?」
とかってあったじゃないですか。
いや、今はどうなんだろ、、、
もしかしたらちょうど今就活をしている方からすると、そんなん聞かれることないわ、ってなるのかもしれませんが。笑
まあそれは置いといて、ちょっと冷静になって考えてみてください。
あなたという人間を一言で表すことなんて、本当にできるでしょうか?
例えば僕の場合、さっきの就活の質問なんかで言えば、
「人との和を大切にします。
これまでも友人や家族など、たくさんの人と良好な関係を築いてきました。
なので、御社の従業員やお客様ともいい関係を作ることができます!」
とか言うようにアピールしてたわけなんですが、
もちろんこれは事実ではあるんですけれども、
その一方で、煩わしい人間関係は苦手で、
グループや友達同士の揉めごととかは嫌いだったので、
そういったときは「我関せず」で部外者の立場を貫くタイプでもありました。
今の例だけを見ても、僕の中には人との和を大切にするという一面があれば、
グループ内の揉めごとにはかかわらないタイプという、真逆ともとれるような面も持ち合わせている。
この2つはどちらも事実で、
どちらの面も僕自身という人間を表しているわけです。
そうなると、やっぱり僕自身を一言で表すことなんてできるわけないし、
それはあなただってそう、なわけですよね。
自分の中のこの部分は好きだけど、この部分は好きになれない。
好きな部分も嫌いな部分もひっくるめて、
僕やあなたという人間が構成されている、ということになります。
そして、話を元に戻しますが、
「自己受容」とは、ありのままの自分を受け入れること、とお伝えしました。
これは要するに、
「自分の中の好きな部分も嫌いな部分も全部込みこみで、すべてを受け入れる」
ということです。
あなた自身が必ずしも100点満点である必要はないんです。
60点でも40点でもいいので、そんな自分を、あるがままの自分を許容し、受け入れるということ。
それが「自己受容」という考え方です。
ちなみに、自己受容と似ている言葉に、「自己肯定」ってのがありますよね。
よく意識高い系の人が言ってる「自己肯定感」というやつですが、
これと「自己受容」とは、実は似ているようで全く非なるものなんですね。
で、これについて話を始めると長くなりすぎてしまいますので、
次回、自己肯定との違いを解説するのと、
それからもう少し、自己受容について掘り下げたいと思います。
それでは、今日はこの辺で。
またお会いしましょう。
バイバイ!